【活動レポート】
八尾山の会は、毎月の第3土曜日に知的障害のある人たちへのウォーキングを支援するボランティア活動をしています。この活動は、ひばり作業所に通う利用者の土日の余暇活動としてとりくまれているもので、2006年の開始以来14年にわたって山の会は協力しています。
毎回、府民の森らくらく登山道を歩いています。コースは東大阪市上六万寺町のセンターハウスを発着点とし「みはらし休憩所」で折り返す往復4.4km、高低差130mのゆるやかな舗装道です(※)。
この日は快晴のもと、登山道にはサクラが咲き、参加者は気持ちよくウォークを楽しまれている様子がうかがえました。みなさんの脚力には個人差があるので、作業所の職員さんの指示を仰ぎ、会員が要所要所に配置し障害者に付き添って歩いています。
参加者は車3台に分乗し午前11時前に作業所を出発。センターハウスでトイレを済ませ11時22分、ウォーク開始。0.9km地点の第2展望休憩所で後続者を待ちながら14分間休憩します。1.5km地点の客坊大橋北詰のあずまやに11時56分着。ここまで目いっぱい頑張った人は、あすまやで昼食休憩にはいりました。
さらに脚力のある人は2.2km地点のみはらし休憩所(標高280m)をめざします。午後0時10分、同休憩所着。昼食休憩をとり0時37分、下山開始。最後尾の人がセンターハウスに着いたのは1時14分でした。
この3月のウォークは4ケ月ぶりの実施でした。新型コロナ感染拡大防止のため作業所の判断により12、1、2月が中止となっていました。2020年春も中断があったので、今年度のウォークは12回中6回の実施となりました。
【参加者】
会員5人、障害者10人、作業所職員3人計18人
※)らくらく登山道は、みはらし休憩所からさらに0.5km北上し、神津嶽ハイキングコースとつながる。