6/8(水)有志山行 妙見谷

【山行レポート】

夏山遠征にむけてのトレーニング山行第3弾です。河内長野駅集合でバスに乗り換え登山口まで移動しました。金剛山妙見谷沢コースは、シャワーを直接浴びながら遡行する沢ヤの世界ではありませんが、水ポチャはあります。全体的に見て源流部までの2時間半は危険な所が随所にあって気が抜けません。

 

しかし、緊張感を持って臨んだにもかかわらず浮石を掴んで落石したMさんはさぞかし肝をつぶしたと思います。事故と紙一重でしたから。バランスを崩さなかったのはさすがに若い。ホッとしました。ザレ場で滑り落ちて泥んこになったNさんはご愛嬌でした。

 

3回で通算5日に及んだトレーニングは今回で終了。7月17日から2泊3日で南アルプスの鳳凰三山を登る予定です。

 

【参加者】

会員5人

 

【感想】

●足で歩くより、常に全身を使った感じです。基本の三点支持を意識して一歩、一歩登って、ふと振り返り、よくこんな所を登ってきたなぁ、と感心しました。でも、一番感心したのは30センチあろうかと思われる巨大ミミズに出会ったことです。(O

 

●事前に心積もりしていたよりも、はるかに集中力と緊張感が頂上近くまで続く気が抜けない山行だった。何の前触れもない落石は本当に怖かった。持った岩が剥がれたり、三点支持が続く岩場を乗り越えたり、普段出来ない山行が経験できた。青たんはアチコチに出来たが怪我はなかった。(K

 

●緊張感が続き、かなり集中力も使いました。落石2回、どちらも経験したことのないような危険を感じましたが、怪我がなくほんとによかったです。僕にとってはなかなか訪れる機会もないような難所でしたが、みなさんのサポートのおかげで登れました。(M

 

2回目の妙見谷。前回は冬で、今回は6月。暑いから、少しくらいバシャバシャと水に入ってもいいか…と思っていたら、バスから見えた温度計が15度。涼しい。前日の雨で滑りやすくもなっているということで川に入るのは断念したが、よけい滑る。難所で滑り落ち、1人ドロドロになってしまったが、これも怪我がなかったので笑い話になった。(N

 

●夏山トレーニングは430日の六甲連山3分割縦走で始まり、5月29日の六甲地獄谷を経て、今回の妙見谷で無事終わりました。今回は岩場・ザレ・ガレ場・浮石・落石・水ポチャが出てきた時の対処法を実践出来るようなコースを選定しました。教訓として、手がかりよりも足場を重視する、岩からなるべく体を離す、そのためには足を横に置かずつま先で立つ、次の手がかり足がかりをあまり高い位置に求めないことが挙げられます。(L