2023.8.13(日)例会_摩耶山

【コース】

JR三ノ宮駅8:30→9:00新神戸駅→9:24布引の滝雄滝→布引展望台→布引貯水池→10:46市ケ原→地獄谷出合~トエンティクロス→13:14森林植物園東門分岐→13:58桜谷出合→15:35掬星台→15:40摩耶山→16:31行者堂跡地~青谷道→17:19阪急王子公園駅

=14.9km=

【参加者】

会員8人

 

【山行レポート】

三ノ宮駅に集合しての電車山行。トエンティクロスの渡渉コースを目的とした例会である。朝から天気で、新神戸駅あたりで早くも汗が噴き出ている。新神戸駅をくぐった辺りの公園で準備体操して出発。いきなりの階段は結構キツカッタ。布引雄滝まで進むが、この日の水量は少なかった。ここから暫くしてアクシデント発生した。

 

途中でリーダーが「次の展望台で休憩するよ」と声掛けしたが後ろまで聞こえてなった。5人は布引展望台で水分補給などをし、ゆっくりして後の3人を待つが一向に来ない。暫くして余りにもこれはおかしい。後方の3人は展望台を通過したのでは?次の布引貯水池にも居ない?最終市ケ原で待ってくれている?居ない? 携帯電話の電波が通じない。リーダーは不安になる。

 

市ケ原で30分程待機したが合流しないのでリーダーと男性会員で貯水池まで降りて確認に行くと、着く寸前に携帯の着信音がなった。やっとつながった。しかし電波事情が悪く声が途切れ、お互いの意思が通じないまま市ケ原に戻る。5人で相談して2班に分かれて行動することにした。その時点での判断であった。

 

地獄谷出合からはトエンティクロスに突入。何度か渡渉が有ったが渡り切れた。「河童橋」という名前の橋に到着。周りも大正池のような景色があった。上高地に比べたら何倍も小さいが何だか嬉しくなる。途中通行禁止の看板が有ったが、その横を通過しいくつかの堰堤を越えて登って行った。

 

東門分岐を上がった場所でついに、先行していた3人と合流した。本当にどれだけ長い時間待ってくれていたのだろうか?まさか会えるとは思ってなかったのでほっとした気持ちと会えた喜びで一遍に気持がハイになった。とにかく良かった。その後は8人で行動。桜谷道を上り掬星台に着。

 

7月の山行で膝を痛めたHさんは、足を労り大事をとって摩耶ロープウェイで下山した。摩耶山も1人が途中で待機すると言うので、午後3時40分、6人で摩耶山(702m)の頂上に立つ。

 

下りは青谷道を歩く。途中大きな木が倒れて看板が潰れていた。青谷道はお寺の参道だった急な階段の斜度が凄い。階段を過ぎても延々とガタガタ道を下り途中からカミナリ雨に遭ったが、木の下なので濡れないで済んだ。結果的には無事、王子公園駅に下山できた。

 

【感想】

●個人的には膝の回復具合を診るリハビリ山行として参加しました。上りはなんとか歩けました。下りは、青谷道を回避してロープウェイで山を降りました。この日はこれで良かったと、自分では思っています。次回リハビリは、下り道も歩くことが課題だと感じました。(H)

 

●せせらぎの川を渡渉するのが楽しみでした。しかし今はそれほど渡渉がなく、連日の雨不足で川の水量も少なかったのが残念でした。山頂の掬星台の眺めは最高!夜景はもっと綺麗でしょうね。帰りの青谷道の階段は疲れた足にきました。(T)

 

●思わぬハプニングがあり、それについては、しっかり総括が必要です。前半は、先行した2人と一緒に黙々と歩いた感じです。おかげで、しんどさはほとんど感じず。ただ暑かった。(O)

 

●アクシデントは有ったが、ケガは無く楽しい一日でした。仲間が分散した教訓として、

①計画書の中に休憩ポイントを明確にする。

②前の人の伝言は後ろに伝言する。

③出発時リーダーが何処で休憩するか必ず伝える。     

④間を開きすぎないようにする。

⑤仲間とはぐれた場合先に進まない。

の五点があげられます。今年1月の金剛山でも同じことが有り、反省したにも関わらず今回で2度目です。3度目が無いようにしたいです。(L)