2024.2.11(日)例会_高見山

【コース】

 杉谷登山口9:17~10:24小峠~10:51平野杉谷分岐~12:12高見山12:40~13:25平野杉谷分岐~14:09高見杉避難小屋~15:09かたすみ温泉

【山行レポート】

高見山へは奈良交通の臨時バスが便利です。近鉄榛原駅に集合し、同駅8:45発の臨時バス「樹氷号」に乗ります。榛原駅前は登山者でごった返しています。奈良交通によると、この日は樹氷号は5便出すとか。事前予約していたものの私たちは2便目のバスに乗車できました。

 

奈良県東吉野村杉谷の「高見山登山口」バス停に着いたのは午前9時10分頃。バス停のトイレもごった返しています。下山後の温泉を楽しみに登山スタートしました。例年なら道も凍っているし雪もそれなりに有るのに今年は全然無くてブツブツ言いながら歩き出します。小峠辺りから少しずつ雪景色になっていきます。平野杉谷分岐で、アイゼンを付けました。ここからは霧氷の間を通り抜けるように歩き、二つ目の岩場を過ぎた辺りからの霧氷は明らかに違っていました。メンバーの歓声もあちこちから聞こえてきます。

 

でも人の渋滞で思うように歩けません。頂上小屋付近は登山者で溢れて食事する場所も余りないので適当に短時間で切り上げ記念写真を撮りました。せっかくの360度の展望にも寒くてゆっくり出来ないので早々に下山開始しました。下りはやはり早い。アッと言う間に分岐まで降り、高見杉で小休憩し、午後3時過ぎにかたすみ温泉に下山しました。

 

臨時バスの復路便は、たかすみ温泉前16:00発です。利用者には温泉の入浴料が割引になります。私たちは午後3時09分に下山したので入浴する時間はありました。ところが臨時バスが温泉駐車場に待機しています。定刻より前倒しで出発するとのこと。3時20分、バスに乗り榛原駅に戻りました。駅に着くとメンバーの半数は近鉄電車で直帰しました。あと半数は榛原駅前のたこ焼き店で小腹を満たし、後の便で帰阪しました。

 

【参加者】

会員11人+ゲスト、計12人

 

【感想】

●2年ぶりの高見山。ふもととは異なり、標高が上がるにつれて樹氷が育っていました。風が吹くと樹氷の塊が頭に落ちて痛かったです。来年の三峰山の樹氷も楽しみです。(B)

 

●登山には観光の要素がある。奈良交通が来県者のために臨時バスを5便だしたのだから、立派な観光だ。それを実感した。動物園のパンダを見るように、樹氷をパッと見てパッと帰る。そんな行動も観光だから納得できた。(H)

 

●今年は暖冬だから霧氷も期待していなかったのですが、山頂は銀世界!霧氷のアートも見られてテンション高めの山行でした。(T)

 

●高見山は初めてですが、登山者の多いのにビックリ。ある時は数珠つなぎになり樹氷も眺めながら山頂へ。山頂では残念ながらガスがかかり景色が見えませんでした。下山中、昔の古傷が出て歩きづらくなりリーダーから薬を貰らって飲み、下山することが出来ました。(A)

 

●初めての高見山でした。樹氷がとてもすばらしくて感動しました!あんなの、見に行きたい人が多過ぎるのも納得です。(M)

 

●寒がりの私が寒く感じない今年の冬、でも雪山は行きたい!空気はパリッと乾燥していて、霧氷だらけで満足でした!人だらけだったので、色々行動制限あり、調子を悪くされる方ありでしたが、皆で協力して頂き、無事下山できて良かったです。(SL)

 

●エビのしっぽも金剛山なんか比べ物にならない程大きいし触れてみても固まっていた。日差しが射せば本当に見事だ。帰りのバスは4時のバスに乗車するので時間はたっぷり有ると思い、高見杉辺りでゆっくりする。看板に、たかすみ温泉まで2㎞と表示していたが、着くまで本当に長く感じた。バスは運よく定刻まで待たなくてもいい便に乗れ、早めに榛原駅に着いた。ラッキー。今回は想像以上の高見山で、行って良かった。(CL)