【ルート】
神山の貸し駐車場10:44～西田橋～長谷の棚田～才ノ神峠～三草山～ゼフィルスの森～14:11神山駐車場
【山行レポート】
能勢町神山の民間駐車場を発着とする、長谷（ながたに）の棚田～三草山の周回コースを歩く。この駐車場はスマホアプリ「akippa」を介して予約でき、貸主との当日清算がないので便利だ。
10時44分、ハイキング開始。晴れ。長谷川沿いの道を歩き、西田橋を渡ると長谷の集落に入る。少数ながらカヤ吹きの民家も在る。眼前には棚田が広がり、その奥にやわらかい曲線を描く三草山が見える。田植え後のイネは20cmほどか。所々に休耕田はあるが、それでも棚田は美しい。
12時ちょうど、才ノ神峠に着く。この峠は六叉路になっていて三草山方面はどこかちょっと迷う。13時過ぎ、三草山（564m）登頂。山裾片面に眺望がある。西に大船山(653m)がよく見えた。三草山から東に下る道はゼルフィスの森に隣接している。ゼルフィスとは、絶滅危惧種に指定されているミドリシジミ類の蝶の総称である。公益財団法人大阪みどりのトラスト協会が保全管理している。森ではミドリシジミには会えなかったが、神山の田んぼで別のシジミチョウ（写真）に出合えた。
３時間半の、のどかな里山歩きを楽しめた。能勢町14時現在の気温は29.9℃であった。三草山へは2021年6月例会で登っている。3年前は阪急バス停「森上」を発着点とする時計まわりのルートを歩いた。今回はその逆まわりを歩いたことになる。
【参加者】
会員6人
【感想】
●暑かったけど棚田がきれいでした。（C）
●20年前に帰阪して自然保護活動希望先の一つがゼルフィスの森だったので参加できて良かったです。静かな整備された森でした。シジミたちは見れなかったけど、棚田の美しさは幼少時の懐かしさを感じました。（B）
●三草山の山頂はきれいな広場になっていて、絶好のランチスポットでした。（M）
●計画では滝王山（570m）と三草山の２座を登る予定でした。棚田に見とれながら歩いているうち、うっかり滝王山への分岐を見逃し、才ノ神峠に着いてしまいました。滝王山は登れずじまいでしたが、山頂は眺望がないらしいので残念な気持ちは薄い。（L）