2024.7.6-7有志山行_石鎚山ほか

【山行レポート】

 ■1日目 石鎚山、瓶ヶ森:歩行距離計10.8km(7時間40分)

7月5日(金)梅田発の夜行バスで四国へ移動。6日午前5時40分、JR松山駅に着。通常レンタカー店が営業している時間帯ではありませんが、24時間利用可能な「日産セルフライドゴー」アプリでHさんが事前予約していたので、6時過ぎにルークスに乗り込み出発しました。

 

道中で朝食とコンビニ休憩を挟み、愛媛県久万高原町の国民宿舎石鎚に到着。ここから歩いて土小屋遥拝殿まで、祭礼期間の登頂に必要な登山切符を受け取りに行く予定でしたが、国民宿舎の方から「ニノ鎖元小屋でも手続きできるよ」との情報をいただき、拝殿には寄らずにそのまま宿舎前から8時53分、登山開始できました。

 

石鎚山弥山まで土小屋コースをピストンします。すれ違う方の大半が白装束の信者さんです。年配の方が多く、足元を見ると地下足袋以外にも、登山靴やスニーカーなどみなバラバラでした。

 

ロープウェイを使える成就コースとの合流地点から先は、鎖場が2箇所あります。どちらもほぼ垂直ですが、先に登った「ニノ鎖」が恐かったです。鎖に頼らないとどうにもならない箇所があり、鎖の輪っかが小さくて足掛かりにしづらい、なるほどここは地下足袋がよさそうだと納得しながら、腕力で強引に登ったりもしました。

 

11時47分、弥山(石鎚神社頂上社)に着。昼食。混雑はまあ想定内です。天狗岳への登頂は、Yさんはパスして待機し、2人でチェレンジ。ザックをデポしていざ!と意気込み臨むも、特に難しく感じるところはなくスイスイ歩けました(人も少ない)。「高度感を含めむしろ楽しめる余裕すらあり気持ちよかった」とリーダーは言います。

 

午後1時02分、弥山から下山開始。下り始めると、先頭のYさんが快足を飛ばします。速い。午後2時45分、国民宿舎に下山。少し休憩して、車で瓶ヶ森登山口駐車場へ移動します。笹ヶ森は反時計まわりのコースを歩きました。Yさんは石鎚山下りのオーバーペースが祟ったのか、途中でYさんの足が止まってしまう場面がありました。

 

1日目、コースは計画どおりでしたが時間が20分ほど押しました。翌日のボリュームを減らすことにしました。

国民宿舎石鎚から見た瓶ヶ森
国民宿舎石鎚から見た瓶ヶ森

■2日目 伊予富士、笹ヶ峰~寒風山:歩行距離計9.8km(9時間30分)

瓶ヶ森から昇る日の出を見て起床。前日の作戦会議の結果、伊予富士を縦走計画から外し、登山口駐車スペースからのピストンに変更しました。伊予富士山頂付近から、かなりの強風になりました。午前6時30分から登り出したにもかかわらず、日差しがきつい…。8時15分、再び車に乗り込み、次は笹ヶ峰南登山口まで移動します。

 

ここで新たな計画の最大の変更点です。リーダーとYさんはここから笹ヶ峰へ向けスタートします。Hさんは車で寒風山登山口へ戻り駐車、そこから寒風山へ向けてスタート。二手に分かれた3人が、寒風山と笹ヶ峰の中間で出合い、寒風山駐車場へ下山するという計画です。縦走予定だった伊予富士と合わせると歩行時間を2時間以上カットできます。

 

9時17分、笹ヶ峰南登山口から二人は笹ヶ峰めざして歩き始めます。ほぼ標準コースタイムで歩き、11時44分に笹ヶ峰に到着して昼食をとります。一方、Hさんは9時30分に寒風山登山口に車を停め登山開始。桑瀬峠を右に折れ、寒風山手前、日陰のコルで昼食をとります。午後0時16分、寒風山に着きます。さらに稜線を進みます。

 

午後1時09分、稜線上の高度約1640m地点で3人が合流。おおよそ、打合せ通りの合流地点でした。ここから3人で寒風山駐車場へ向け下山します。途中、Yさんが脇腹の痛みを訴えます。やはり昨日から復調していないのか、ロキソニン、芍薬甘草湯、湿布で応急対応。Hさんが一部荷物を分担します。日陰での休憩を何度も挟みながらゆっくりペースで稜線を歩きました。桑瀬峠を左に折れ、午後5時に下山しました。

 

かなり時間が押したので、下山後に予定していた松山市内の居酒屋での打ち上げを省き、東予港行きのバスに乗車しました。22:00発フェリーに乗船。船内の食堂でささやかな打ち上げを行いました。翌8日(月)午前6時、南港に着。リーダーは、その足で会社へ出勤しました。

 

【参加者】

会員3人

 

※石鎚山脈へは5月中旬にも山行を行っていますが、別メンバーです。