2024.7.7(日)夏山トレーニング_六甲山

【山行レポート】

会は北アルプス蝶ヶ岳への夏山例会を計画しています。アルプス初心者向けに夏の暑さ慣れと歩荷トレーニングとして六甲山を登りました。各自、蝶ヶ岳当日の荷物+水で9kgを担いで、阪急芦屋川駅を発。六甲越えで有馬温泉まで12km、登り1,033m/下り703mを歩きました。当日は子どもを含む大勢の人で登山道はにぎわっていました。

 

高座の滝までの舗装道路が暑くて日陰を探して歩きました。当日の荷物が重く、軽く10キロ越えの荷物を担いでいるメンバーもいて、当日荷物の見直しもしました。トレーニングでは重い荷物を持ち、当日はできるだけ軽量をめざすようリーダーはメンバーに伝えます。

 

風吹岩は、日陰もなく猫の姿も見えないほどの暑さで、少し下がったところで休憩しました。雨ヶ峠で、先に行っていた男性会員が熱中症でダウン。少し日陰で横になり、復活を待って再スタート。ここからは下り、渡渉もあり少し涼しい。おしゃべりしながら快調に歩きました。

 

七曲りではリーダーが「七曲りはしんどいよ~」と言い続けていたからか、皆それほどでもなかった様子でした。一軒茶屋でかき氷を食べて、火照っていた身体が少しひんやりできました。そこからはひたすら有馬を目指し下ります。温泉に入るメンバーと帰宅メンバーに分かれ、無事終了しました。

 

【参加者】

会員8人

 

【感想】

●天気晴れ、最高気温予報35度(だったと思う)。これに参加しないと蝶ヶ岳には行けない。毎年暑いこの時期は冷房の効いた部屋に閉じこもっている。気持ちを奮い立たせ参加する。荷物もいつもより重めである。六甲は一度登っているから登れると思ったが、風吹岩でダウン状態でした。リーダーに「無理」と言った。リタイヤするにしても東おたふくまで行かないといけない。とりあえず歩き出した。なんとか雨ケ峠まできた。ここでリタイヤも出来たが、リーダーは静かな声で決意表明的に「今日は何時間かかってもクリアする」という言葉を聞いた。登るしかないと思い、ペースは遅いが前へ進んだ。無事に有馬温泉に下山でき温泉に入り疲れを癒した。蝶ヶ岳の為のトレーニングであったが、私にしたらこれが本番みたいな。全て出し切った、やり切った。(S)


【第2弾】

7月7日に不参加だった2名を加え、第2弾のトレーニングを7月21日に4名で行いました。計画は前回同様、芦屋川駅発有馬温泉下山のコースです。ロックガーデンあたりから若い人たちのグループと前後になりながら歩いていました。登っていくとその中の1人が暑さにやられてバテていました。するとリーダーが氷水を首筋と頭の上にかけてあげ、瞬間冷却パックを渡して首や脇の下に当てるように指示しました。そして若い方は復活されたという一幕がありました。トレーニングとしては、ほぼほぼ前回と同じようなコースタイムで無事終了。

 

【感想】

●7月7日直前にコロナに感染してしまい、熱はすぐに引いたものの咳が激しいので参加できませんでした。蝶ヶ岳にむけ気遅れしてしまいましたが、7月21日に欠席者向けのトレーニングを提案していただき参加することにしました。でも21日が近づくにつれ暑さも増すし、どんどん緊張が増していました。当日は、いざ歩き出すと滝、山の緑、空、雲、風に癒され…何よりゆっくりの歩きやすいペースを作ってくださり、休憩も程よくあり完歩できました。すこしホッとしました。(E)